新年おめでとうございます。

 クリニック医庵 センター南院長の半田宣弘です。皆様には、旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 　さて、オミクロン株の感染が本邦でも広がりを見せ始めています。海外での広がりの状況、国内での患者数の増加の状況をみますと、新年から、かなり感染が広まっていくことが予想されます。オミクロン株は重症化リスクが30-70％抑えられるとの報道もありますが、高齢者においてもそうであるかは現時点では早急に判断することは難しい状況です。患者が重症化しない場合には発生する患者数にもよりますが、自宅療養となる可能性が高くなり、高齢者施設でも対応が求められる可能性があると思います。

　1月中旬から、当クリニックにもワクチンの配送が始まりますので、順次、接種を行っていきたいと思っております。また、12月24日に経口コロナ治療薬、ラゲブリオが特例承認されました。この薬は投与、提供が不足する可能性がある為、厚労省が一括管理し、投与の為の資格を取得した者のみが処方箋を切れるシステムとなっております。

　クリニック医庵センター南では、処方箋を切れる状態となっておりますので、コロナ陽性患者が発生し、ご自宅、施設内で治療を行う必要が生じた場合には対応することが可能です。

 　まだまだ、オミクロン株の感染の広がりは、これからというところですが、高齢者の方を守る為、少しでもお役に立てればと思っております。

 改めて、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

クリニック医庵センター南　

院長　　　半田　宣弘